7月の第1週、先月の家計を振り返ってみると光熱費が前月比1万円ほど増えていた。夏休みが始まる前なのに、エアコンを使い始めただけでこの増加幅だ。
夏休みが本番になれば、息子が家にいる時間が増え、昼食の食材費も増える。夏期講習の特別費用も来る。毎年7月は「出費のピーク」が重なる月だ。だからこそ、7月になる前の準備が大切だと気づいた。
この記事では、シングルパパが毎年7月に必ずやる「夏の出費に備えた3つの固定費見直し」をまとめる。
シングルパパが直面する「夏の出費ピーク」とは

夏に出費が増える理由は主に3つだ。それぞれが「季節の変化」と「子どもの生活の変化」から来ている。
光熱費の増加
夏はエアコンが24時間稼働に近い状態になる。特に在宅勤務中は「家で仕事しながら子どもも家にいる」という状態が続くため、冷房は止められない。電気代が1〜2万円増えるのはひとり親家庭でも珍しくない。
食費の増加
学校がある時期は給食があるため昼食代がかからないが、夏休みは3食すべてを家で用意する必要がある。おやつ・ジュース・氷菓子なども増える。食費が月2〜3万円上振れする感覚がある。
習い事・イベント費の増加
夏期講習・旅行・プール代など、夏ならではの出費が重なる。受験塾の夏期集中講座は通常月謝に追加される形で発生する。
私が7月に必ずやる「固定費見直し」3ステップ
これら3つの出費増に対して、私がとる戦略は「増える前に削る」だ。7月初旬に以下の3ステップを必ず実行する。
ステップ1: 電力プランを夏向けに見直す
電気代の削減で一番効果が高いのは、エアコンの使い方よりも「プラン」の見直しだ。深夜電力が安いプランや、使用量によって単価が変わるプランに切り替えるだけで、同じ使用量でも月3,000〜5,000円の差が出る場合がある。
電力会社の比較サイトで年間の推定電気代をシミュレーションする。切り替え手続き自体は15分もあれば完了する。在宅勤務でエアコンをよく使う家庭ほど、プラン見直しの効果が高い。
エアコンの設定は26〜28度をベースにして、サーキュレーターと組み合わせると体感温度を下げながら電力消費を抑えられる。「冷やす」より「空気を循環させる」方が効率的だ。
ステップ2: 夏の食費増を「まとめ買い強化」で吸収する
夏は食費が増えるが、その分を補うのが週1まとめ買いのスケールアップだ。通常は1週間分の食材をまとめて購入しているが、夏休みは昼食分の食材を追加して見積もりを立て直す。
特にホットクックで作り置きできる食材(鶏肉・豆腐・根野菜・卵)を大量仕入れして、複数日分の昼食を一気に仕込む。無水カレーや鶏肉と大根の煮物は、2〜3日分を一度に作れる。単品で買うより割安になり、仕込み時間も1回で済む。
食費のベースラインが月10万円の我が家でも、夏のまとめ買い強化で食費の上振れを5,000〜7,000円程度に抑えられている。
ステップ3: 習い事の夏期一時休会を検討する
習い事の月謝に加えて夏期講習が発生する場合、総額が通常の1.5〜2倍になることがある。全部参加させることが「正解」とは限らない。
私がやっているのは、習い事ごとに「夏期講習参加の優先度」をつけることだ。受験塾と本人が強く望む習い事は継続・参加させる。一方で「本人の熱量が下がっている習い事」の夏期分は、一時休会や参加見送りを検討する。
習い事は月謝が自動引き落としになっているため、気づかずに「やっていない習い事」に払い続けているケースが多い。夏を機に一度全件棚卸しするだけで、月1〜2万円が浮くこともある。
やってみて気づいた「夏の家計」のこと

この見直しを始めた最初の夏、夕食の片づけをしながら息子が「パパ、夏って電気代高いの?」と聞いてきた。
「そうだよ。エアコンをずっとつけるから」と答えると、「じゃあ窓開けたら?」と息子が言った。「夜は開けるよ。昼間の35度の外気を入れたら逆効果だから」と説明すると、「なるほど」と言ってしばらく考え込んでいた。
こういう会話が積み重なって、息子は少しずつ「お金の使い方と季節」の関係を体感で覚えていく。家計の見直しは、子どもの金融教育にもなる。
まとめ
- 夏は光熱費・食費・習い事費が重なる「出費ピーク月」
- 電力プランの見直しで同じ使用量でも月数千円の差が出る
- まとめ買い強化+ホットクック作り置きで食費の上振れを最小限に
- 習い事の夏期分を全件棚卸しし、熱量が低いものは一時休会を検討する
- 夏の家計見直しは、子どもへの金融教育にもつながる
出費が増える前に準備する。これが夏の家計管理の鉄則だ。7月の最初の週に1時間かけて動けば、夏の43日間を安心して過ごせる。


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