シングルパパの悩み5つ|小4の息子と歩む私が直面した壁と乗り越え方

A father and son engage in a heart-to-heart conversation on a staircase indoors. シンパパのリアル

夜9時、息子をお風呂に入れ終え、洗濯機を回しながら明日の予定をスマホで確認していたときのことでした。「パパ、明日の遠足のお弁当、作れる?」と聞かれて、一瞬手が止まりました。「もちろん作るよ」と即答したものの、頭の中では翌朝の出社時間との兼ね合いをぐるぐる計算していました。

「パパ、なんか疲れてる顔してる」
「そう見える? 大丈夫だよ」
「ほんとに?」

子どもは、こちらが思っている以上に親の表情を見ています。その夜、私は自分が抱えている悩みを誰にも話せていないことに、改めて気づかされました。

シングルパパが言葉にしづらい悩み

シングルパパの悩みは、表に出しにくいという特徴があります。弱音を吐けば「父親なのに頼りない」と思われそうで、かといって誰かに相談しようにも、同じ立場の知り合いが身近にいないことも多いです。私自身、息子が小学校に上がってから数年間、悩みを溜め込んだまま日々をこなしていた時期がありました。

どんな家庭でも、ふとした瞬間に「このままで本当に大丈夫なのか」と不安になることはあると思います。立場は違っても、子育てと仕事の両立に悩む気持ちは共通しているはずです。

私が直面した5つの悩み

ここからは、私がワンオペで子育てをする中で実際にぶつかった悩みを、5つに整理して紹介します。どれも特別な状況ではなく、ひとり親であれば多くの人が一度は感じることだと思います。

1. 相談相手がいない孤独感

子育ての判断を、すべて自分一人で決めなければなりません。これがじわじわと効いてきます。学校の行事をどうするか、習い事を続けるかどうか、ちょっとした体調不良をどう判断するか。誰かと相談しながら決められないことが、思った以上に心の負担になります。私はこの悩みに対して、同じ立場の親が集まるオンラインコミュニティに参加することで、判断の孤独を少しずつ減らしていきました。

2. 仕事と子育ての時間の奪い合い

本業のPM業務は締め切りが多く、子どもの送り迎えや家事との時間配分は常に綱渡りでした。どちらかを優先すれば、もう一方にしわ寄せが行きます。この悩みについては、PM時代に培ったタスク管理の考え方を家庭にも持ち込み、家事と子育てを「仕組み」として固定化することで、判断疲れそのものを減らす方向に切り替えました。

3. お金の不安

収入源が一つしかないという事実は、想像以上に重くのしかかります。教育費はこれからどんどん増えていく一方で、自分にもしものことがあったらという不安も常につきまといます。私はこの不安と向き合うために、まず家計の現状を数字で把握し、その上で無理のない範囲で資産形成を始めました。なお投資や資産形成については、最終的な判断は読者ご自身の責任で行っていただきたいと思います。

4. 子どもの心のケアへの不安

母親がいないことを、息子がどう感じているのでしょうか。聞いても本音を言わないこともありますし、こちらが踏み込みすぎるのも違う気がします。この悩みに正解はないと今でも思っていますが、「短くても毎日話す時間を作る」ことだけは続けてきました。

5. 自分自身の将来やキャリアへの不安

子育てに時間を割く分、自分のキャリアアップや人付き合いに使える時間は限られます。このまま今の働き方を続けて大丈夫なのかと、ふと不安になる夜もあります。この悩みについては、すぐに答えが出るものではないと割り切り、今できる小さな積み重ね(学び直しや資産形成)を続けることで、漠然とした不安を行動に変えるようにしています。

悩みを溜め込まないためにやっていること

悩みそのものをなくすことはできなくても、溜め込まずに小出しにすることはできます。私が実践しているのは「誰かに話す」「数字で見える化する」「一人で抱えない仕組みを作る」の3つです。

ある休日、息子にぽつりと「最近ちょっと疲れてたんだ」と話したことがあります。

「知ってたよ」
「え、バレてた?」
「パパ、休みの日にスマホばっかり見てる日あるもん」
「……そうか、見てたんだな」

子どもは、想像以上に親をよく見ています。隠しているつもりの疲れも、案外伝わっているものだと知った日でした。それ以来、しんどい時は「ちょっと疲れてる」と素直に口にするようにしています。我慢して隠すより、よほど家の空気が軽くなりました。

まとめ

シングルパパとして直面しやすい悩みと、その向き合い方を整理します。

  • 相談相手がいない孤独感には、同じ立場の人とつながる場を持ちましょう
  • 仕事と子育ての時間の奪い合いには、家事育児を仕組み化しましょう
  • お金の不安には、現状把握と無理のない資産形成から始めましょう
  • 子どもの心のケアには、短くても毎日話す時間を確保しましょう
  • 自分の将来への不安には、小さな積み重ねを続けて行動に変えましょう

どれも一気に解決できるものではありませんが、一つずつ手をつけることで、悩みに振り回される時間は確実に減っていきました。完璧を目指さず、できることから始めることが、ワンオペで続けていくコツだと感じています。

同じように悩みを抱えているひとり親の方が、この記事を読んで少しでも肩の荷が軽くなれば嬉しく思います。


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