テレワーク中に「パパ、お腹すいた」と声がかかったのは、夏休み3日目の11時でした。会議の資料を作っているときで、思わず「少し待って」と言ってしまいました。その後ろ姿が少しシュンとしていました。
「何食べたい?」「なんでもいい」「カレーとチャーハン、どっち?」「チャーハン」「5分で作るから待ってて」「うん」。こういう短い会話の積み重ねが、夏休みの昼ごはんです。
最初の夏はこれで消耗しました。かといって毎日コンビニや外食では食費が跳ね上がります。この記事では、試行錯誤の末にたどり着いた「夏休みの昼ごはん仕組み化3パターン」を紹介します。共働き家庭にも参考になるはずです。
この記事では、私が試行錯誤の末にたどり着いた「夏休みの昼ごはん仕組み化3パターン」を紹介します。再現可能な方法なので、共働き家庭にも参考になるはずです。
夏休みの昼ごはん問題、なぜ消耗するのか

給食がなくなるだけで「毎日の仕事」が1つ増える
夏休み中は40日以上、毎日昼食を準備しなければなりません。1日1回でも、40日で40回です。週5日フルタイムで働きながら、これを捻出するのは想像以上に大変です。テレワーク中でも「今日のお昼何にする?」と聞かれると集中が途切れます。出社日は「子どもが自分でお昼を食べられるか」という心配が頭から離れません。
食費も地味に膨らむ
外食・テイクアウト・コンビニに頼ると、1食あたり500〜800円。週5日×6週で、昼食代だけで15,000〜24,000円が飛んでいきます。これは地味に痛いです。夏休みは何かと出費がかさむシーズンだから、昼食代の膨張を放置するのはもったいないです。
私が実践した3つの昼ごはん仕組み化パターン
パターン1|週末に常備おかずを3品まとめ作りする
日曜の夜に1〜2時間かけて、常備できるおかずを3品まとめて作ります。私が定番にしているのは、鶏そぼろ(ごはんにかけるだけ)、ひじきや切り干し大根の煮物、卵焼き(冷凍可能)の3種類です。週によっては、ヘルシオ ホットクックに材料をセットして無水カレーやシチュー、鶏肉と大根のみぞれ煮を予約調理することもあります。スイッチを入れて放置するだけで完成するので、まとめ作りの手間がさらに軽くなりました。
タッパーに分けて冷蔵庫に入れておくと、子どもが自分でごはんとおかずを組み合わせられます。私は息子と「冷蔵庫の黄色いタッパーが昼ごはんのおかず」とルールを決めました。これだけで「お昼どうする?」の問いかけがなくなりました。
週1回のまとめ作りは30〜90分で完結します。毎日少しずつ料理するより、まとめてやるほうがトータルの時間は短く、食材のロスも減らせます。
パターン2|冷凍食品を「昼専用ゾーン」に分けておく
冷凍食品を活用するなら、冷凍庫に昼専用ゾーンを作るのがポイントです。チャーハン、冷凍うどん、パスタなど、電子レンジだけで完結するものに絞ると、小学校高学年なら自分で温められます。
私は息子が小3になった今年、「自分でレンジを使う練習」も兼ねてこのパターンを導入しました。最初は一緒に操作方法を確認して、2日目からは自分でできるようになりました。親が出社している日でも、安心してお昼を任せられます。
コスト面でも、冷凍食品1食あたり200〜400円に収まることが多く、コンビニや外食の半額以下になるケースが多いです。まとめ買いしておけば食費コントロールもしやすいです。
パターン3|そうめん・冷やし中華のセルフセット方式
夏の定番、そうめんや冷やし中華は「セルフセット方式」にすると親の手間が最小限になります。朝のうちに麺を茹でて冷水にさらし、冷蔵庫へ。具材(きゅうり・ハム・錦糸卵など)は切って小皿に分けておきます。
子どもはそれを自分で器に盛るだけです。「自分で作った」という達成感も生まれるし、夏らしい食事なので飽きにくいです。息子は最初は不安そうでしたが、今では「そうめんの日は俺が全部やる」と言うようになりました。
このパターンは、朝5〜10分の準備で昼が完結します。テレワーク中でも昼に手を止めずに済みます。夏の時期に特に効果的な方法です。
私のリアルな試行錯誤と気づき

最初の夏は毎日お昼に手を止めて料理していました。テレワーク中でも昼に30分取られると、午後の集中力が戻らないことが続きました。それが積み重なってかなり消耗した記憶があります。
変わったのは、「完璧な昼ごはん」を諦めたときです。栄養バランスが完璧でなくていいです。「今日も子どもが食べられた」で十分、と割り切りました。そこから仕組みを考え始めました。
息子も最初は「また同じやつ?」と言っていましたが、今は「自分で準備できた」ことが嬉しいようで、むしろ積極的に関わってくれます。仕組み化は、子どもの自立心を育てる機会にもなっていました。
もうひとつの気づきは、「仕組みは夏ごとに更新すればいい」ということです。子どもの年齢が上がると、できることが増えます。小2の頃と小3では、任せられる作業の幅がぐっと広がりました。毎年少しずつアップデートする感覚で取り組んでいます。
まとめ|夏休みの昼ごはんは「仕組み」が親子双方を楽にする
- 夏休みの昼ごはんは40日分。計画なしでは働く親の大きな負担になります
- 週末の常備おかず・冷凍食品昼専用ゾーン・そうめんセルフセットの3パターンが効果的です
- 「子どもが自分でできる仕組み」を作ると、親の負担が減りながら子の自立心も育ちます
- 「完璧な昼食」より「今日も食べられた」の割り切りが継続のコツです
- 仕組みは毎年子どもの成長に合わせてアップデートしていきます
夏休みの昼ごはん問題は、一度仕組み化してしまえば毎年同じパターンで乗り越えられます。今年の夏、まず1つのパターンから試してみてください。私も今も試行錯誤中ですが、「仕組みを持つ」と「持たない」では消耗度がまったく違います。


コメント