小3の夏、来年の中学受験に向けて動き始めた親がやること3つ|シングルパパの情報整理術

Child engrossed in reading at a desk with toy trucks in a bright room. 子育て・教育

息子が小3になった春、学校の帰り道で突然聞いてきました。「パパ、中学受験ってやる?」

「なんで急に?」「友達が塾に行き始めたって」「どう思う?」「やってみたいかも。でもよく分からない」「パパもよく分からない」「え、大人なのに?」「大人でも知らないことはあるよ」

その会話のあとから、私は情報収集を始めました。本業は多忙、毎日の子育てもギリギリ。でも「今動かないとまずい気がする」という感覚だけはありました。

この記事では、私が「中学受験を考え始めた、小4を控えた小3の夏」に3ヶ月でやった情報整理の3ステップをまとめます。受験を「する・しない」の結論はまだ出ていません。でも「何も知らない状態」から「動ける状態」に変われた方法は、同じ状況の親御さんにも役立つと思っています。

なぜ小4を控えた今がターニングポイントなのか

中学受験の進学塾は一般的に「小4の2月(新小5スタート)」に本格化します。つまり来年に控えた小4の入塾を見据えると、小3のうちに「動くか・見送るか」の判断材料をそろえておく必要があります。

周りの先輩ママ・パパから「小3の夏を何もせずに終えると、小4の入塾テストのスケジュールを把握しそこねる」という話を聞きました。そういう後悔をしないためにも、この夏に情報を整理しておくことを強くすすめます。

私が3ヶ月でやった情報整理の3ステップ

ステップ1|「受験エリア」を絞って情報をフィルタリングする

中学受験の情報はSNS・書籍・YouTube・ブログにあふれていますが、エリアによって事情はまったく違います。東京・神奈川の中学受験事情と、地方のそれはほぼ別物。全国情報を追い続けると混乱するだけです。

私がやったのは、「自宅から通学可能な中学校の一覧を作る」ことだけ。偏差値帯・学費・学校の特色をざっくりスプレッドシートにまとめたところ、「現実的な候補」が一気に見えてきました。全国情報を追うのをやめたら、週1時間の情報収集で十分追いつけるようになりました。

ステップ2|「費用の全体像」を先に数字で把握する

中学受験で最初に知っておくべきは、費用のリアルです。塾代・受験料・入学後の学費など、大まかな数字を先に把握することで、「そもそも選択肢に入るか」が判断できます。

私が調べた費用の目安(地域・塾・学校によって大きく異なります):

  • 塾代(小4〜小6の約2〜3年間):累計150万〜300万円
  • 受験料(複数校受験する場合):1校あたり2〜3万円、合計10万円超えも
  • 私立中学の学費(年間):60万〜120万円程度(学校による)

「高い」とも「安い」とも言いません。ただ、この数字を把握せずに「とりあえず塾に入れよう」はリスクがあります。私は先にシミュレーションして、家計への影響を確認してから話を進めました。

※教育費の計画は各家庭の状況によって大きく異なります。最終的な判断はご自身でご確認ください。

ステップ3|「我が家の判断軸」を言語化する

情報が集まったら、次は「何を基準に決めるか」を言語化します。私が設定した軸は3つです。

  1. 子どもが「やりたい」と言っているか(本人の意思が前提)
  2. 3年間の費用を家計が無理なく出せるか(経済的な持続性)
  3. 志望校に「行きたい理由」があるか(偏差値ではなく学校の特色・環境)

正直、最初は「評判のいい学校に行かせたい」という漠然とした気持ちしかありませんでした。でも軸を言葉にしたことで、息子との会話が変わりました。「どんな中学に行きたい?」という問いかけが、初めてちゃんと成立するようになった感じがします。

息子との「受験の話」で気づいたこと

あるとき、中学受験をテーマにした動画を一緒に見ました。「こういう学校があるよ」と言いながら画面を見せると、「この学校、理科の実験室がすごい」「ここのプール、でかい」「え、学校に天文台あるの!?」と少しずつ言葉が出てきました。

「行きたいかもしれない」「じゃあどんな中学がいい?」「うーん、実験がいっぱいできるところ」「なんで?」「理科が好きだから」。その会話が、それまでで一番まともな受験の話でした。

まだ「絶対やりたい」という確信はありません。でも「自分ごとに考えるきっかけ」は作れたと感じています。

ワンオペで時間がなくても、この会話だけは省略したくありません。親が一方的に決めるのではなく、子どもが少しずつ自分ごとにしていくプロセスを大切にしたいと思っています。

シングルパパが情報収集を「続ける」ための仕組み

忙しい毎日の中で、受験情報を継続的に追い続けるのは難しいです。私が取り入れた小さな仕組みを紹介します。

  • 週1回・30分だけ情報収集の時間を固定する(土曜の朝など、子どもが起きる前)
  • フォローするSNSアカウントを3〜4つに絞る(地元の受験ブログ・Xのリストで管理)
  • 塾の無料説明会を1つだけ予約する(情報収集の起点として活用)

「完璧に追う」のをやめて「週に1アクションだけする」と決めたら、続けられるようになりました。PM仕事でも同じですが、仕組みを作ることで判断コストが下がります。受験情報収集も、タスクを小さくして習慣に落とし込むのが一番です。

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まとめ|「知らない」を「知っている」に変えるだけで十分

中学受験を「する・しない」の判断は、まだ先でいいです。でも「何も知らない状態」だけは避けたいです。私が3ヶ月でやったことをまとめると:

  1. 地域を絞って情報をフィルタリングする
  2. 費用の全体像を先に数字で把握する
  3. 「我が家の判断軸」を言語化する

この3つだけで、「なんとなく不安」から「動ける状態」に変われました。週1時間の情報収集で十分です。まず「知る」だけで、親としての選択肢は確実に広がります。夏前のこの時期に、一歩だけ踏み出してみてください。

教育費の積み立て方については、NISAを活用した準備方法を別記事で詳しく解説しています。資産形成と教育費の両立を考えている方はぜひそちらも参考にしてみてください。


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