小学生タブレット学習の選び方|3サービス比較とシングルパパが決めた3つの基準

Father and son studying together at home, focused on learning with a tablet and notebook. 子育て・教育

「友達がスマイルゼミ?ってやつやってて、ゲームみたいで楽しそうだったよ。俺もやりたい」

ある夜、友達の家から帰ってきた息子が開口一番そう言いました。「どんな感じだった?」と聞くと、「ひとりでやってて、丸つけも全部タブレットがやってくれるんだって」。私も以前から気になってはいました。ただ、実際に調べてみるとタブレット学習サービスは10種類以上あり、料金も機能も特徴もバラバラで、何を基準に選べばいいのか分からなくなった経験があります。

この記事では、忙しいシングルパパである私が実際に何を見て選んだかの3つの基準と、代表的な3サービスを比較した結果、最終的にどれを選んだかを正直にお伝えします。時間をかけて比較する余裕はないけれど、子どもに合ったタブレット学習を選びたい、そんな方に向けた内容です。

タブレット学習、何を基準に選べばいいか分からない

「小学生 タブレット学習」で検索すると、進研ゼミ・スマイルゼミ・スタディサプリをはじめ、数多くのサービスが出てきます。目的によって向いているサービスが変わるにもかかわらず、比較する時間そのものが取れないというのが、共働き・ひとり親家庭に共通する悩みだと感じています。

忙しい親が陥りがちな失敗は、「入会キャンペーンに惑わされて即契約する」ことです。月額だけを見て飛びつくと、専用タブレット代・縛り期間・解約手数料が後から発覚するケースも少なくありません。私はこの失敗パターンを事前に知っていたので、最初から3つの基準を決めてから比較するようにしました。

シングルパパが実践する3つの選定基準

私が最重視したのは、①月額と解約条件、②子どもが1人で完結できる仕組み、③教科書単元との連動性の3点です。それぞれ詳しく説明します。

基準1 月額と解約条件を最初に確認する

固定費を増やしたくないシングルパパにとって、月額の透明性は最重要項目です。確認すべきは、通常月額(年払いと月払いの差額)、最低利用期間(6か月・12か月縛りの有無)、専用タブレットが必要な場合の端末代と返却条件の3つ。月1,000円の差でも年間で換算すると12,000円になるため、複数サービスを比較するときは必ず年間トータルコストで考えるようにしています。

基準2 子どもが1人で完結できる仕組みがあるか

ワンオペで仕事もしている私には、毎日子どもの丸つけをする時間がありません。そのため「採点の自動化」「間違えた問題の自動再出題」「親のスマホへの学習通知」が整っているかを重視します。

ある週、こんなやり取りがありました。

「パパ、今日の丸つけ、自分でやったよ」
「え、ちゃんとできた?」
「うん。間違えたやつ、もう1回自動で出てくるの。2回目は全部合ってた」

その言葉を聞いて、仕組みさえ整えれば子どもは自走できるのだと実感しました。採点に親が関わらなくても学びが続く環境が、ワンオペ家庭には特に重要だと感じています。

基準3 教科書単元との連動性

タブレット学習が「楽しいけれど学校のテストに出ない」内容だと、時間を使っている割に成果が見えにくくなります。小学生のうちは、まず学校の授業の理解と定着を優先したほうが、長期的な成績向上につながりやすいと感じています。無料体験期間中に、実際に子どもの学校のテスト範囲と照合するだけで、選択肢はかなり絞られます。

代表的な3サービスを比較してみた

進研ゼミ チャレンジタッチ(ベネッセ)

学校の教科書に沿った内容で、授業の予習・復習に向いています。赤ペン先生(提出課題への添削)があり、子どもが「やった感」を持ちやすいのが特徴です。専用タブレットは教材専用機として提供され、毎日少しずつ取り組む設計で習慣化を重視しています。月額は学年や支払い方法によって変わりますが、小学生で月3,000〜4,000円台が目安です。コツコツ型の子や、学校の授業についていく目的で使いたい家庭に向いています。

スマイルゼミ(ジャストシステム)

専用タブレットが完全クローズドで、他のアプリが一切入りません。「誘惑を遮断したい」という点で大きなメリットです。英語が標準搭載されており、英語教育も同時に進めたい家庭に向いています。タブレット端末代が別途かかるため、初年度のトータルコストは他と比べて高くなりがちな点は頭に入れておきたいところです。

スタディサプリ 小学講座(リクルート)

月額1,000円台と、3サービスの中でもっとも安いです。プロ講師の映像授業がメインで、自分のペースで先取り学習や苦手の復習ができます。学年をまたいで自由に選べる点が特徴です。一方で「今日これをやれ」という強制力は弱く、子ども自身が自律的に取り組める状態でないと継続しにくく、スタート期には親のサポートがある程度必要になります。

私が選んだのはスタディサプリだった

息子の性格と私自身の状況を整理して、最終的にスタディサプリを選びました。理由は3つあります。

1つ目は、費用が月額1,000円台と低く試しやすかったことです。「合わなかったら辞めればいい」と思えるハードルの低さが、判断をシンプルにしてくれました。高額なサービスだと「元を取らなきゃ」という無言のプレッシャーが子どもにも親にもかかります。

2つ目は、算数の先取りをさせたかったことです。息子は算数が比較的好きなので、少し先の内容に触れさせたいと思っていました。スタディサプリは学年をまたいで自由に選べる設計になっています。

3つ目は、私が夜に一緒に確認できる仕組みがあることです。学習履歴がアプリで確認でき、「今日どの動画を何分見たか」がわかります。寝かしつけ前の5分で一緒に振り返る習慣がつきました。これがワンオペの私には一番続けやすいポイントでした。

一人でも進めやすく、「今日この単元を見たい」と自分から言うようになったのは想定以上の変化でした。一方で、強制力がないため最初の1〜2週間は「やらない日」が続き、親が声をかけてルーティン化するまでは多少手がかかりました。それでも、親が積極的に関われる長期休みは、むしろ始めどきのチャンスだと思っています。学校がある時期は声かけが難しくても、休み中なら朝のルーティンに組み込みやすいからです。

選んだあとが本番、続けるための3つの工夫

どんなに良いサービスを選んでも、続かなければ意味がありません。実践している工夫を3つ紹介します。

  • 毎日同じ時間に取り組む習慣を作る(夕食後の15分をタブレット学習の時間と決める)
  • サービス内の継続バッジや連続学習日数の記録機能を活用する
  • 週1回「振り返り5分」を設け、今週学んだことを口頭で話してもらう

この振り返りの習慣が根付いてきた頃、息子がこんなことを言いました。

「パパ、見て。22日連続!」
「すごいな。どのくらい頑張った?」
「毎日15分くらいかな。算数が少し速くなってきた気がする」

その笑顔が、続ける一番の理由になっています。

まとめ

  • 選定基準は「月額・解約条件」「子どもが1人で完結できる仕組み」「教科書単元との連動性」の3つ
  • 進研ゼミはコツコツ型、スマイルゼミは誘惑遮断+英語、スタディサプリは先取り・苦手克服とコスパ重視の子に向く
  • 私はスタディサプリを選び、費用の低さ・先取りのしやすさ・夜5分の振り返りやすさが決め手になった
  • 選んだ後は「毎日同じ時間」「継続の記録機能」「週1振り返り」で続く仕組みを作る

どれが正解ということはなく、子どもの性格と家庭の状況によって変わります。おすすめしたいのは「まず一番試しやすいものから始める」ことです。続かなければ変えればいい。長期休みは新しい習慣を作る絶好のタイミングです。各サービスの費用や内容は変更されることがあるため、最新情報は必ず公式サイトで確認のうえ、最終的な判断はご家庭の状況に合わせてお願いします。


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