子どもが小学生になったとき、「そろそろ教育費をちゃんと準備しないと」と焦った経験はありませんか?
Cheパパも同じでした。気づけば小4になった息子。中学受験を視野に入れ始めたとき、「今の積み立てで本当に足りるのか?」と急に不安になったんです。
そこで改めて調べ直したのが、学資保険とNISAの比較。この記事では、Cheパパが実際に両者を比べて「NISAを選んだ理由」と「月1万円から始めた積み立ての具体的なやり方」をお伝えします。
※ 投資には元本割れのリスクがあります。この記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品を推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。
そもそも教育費ってどのくらいかかる?
文部科学省のデータによると、子ども1人が大学(私立・4年制)まで進んだ場合の教育費は1,000万円を超えると言われています。進路によって大幅に変わりますが、まずは「1,000万円」という数字を目安に逆算してみましょう。
たとえば小4(9歳)から大学入学(18歳)まで約9年間。月換算にすると…
1,000万円 ÷ 9年 ÷ 12ヶ月 ≒ 月9.3万円
もちろん、すでに貯蓄がある方は必要な積み立て額はもっと少なくなります。大事なのは「今どこにいるか」を把握してから動き出すこと。まず現状の貯蓄額を確認することが第一歩です。
学資保険とNISA、何が違う?
学資保険のメリット・デメリット
学資保険は、子どもの教育費を目的に設計された保険商品です。昔から「子どもが生まれたらまず学資保険」という文化が根強くあります。
メリット
- 満期時に確実に受け取れる(元本保証に近い)
- 親が亡くなっても積み立てが続く(払込免除特約)
- 生命保険料控除として所得税・住民税の節税になる
デメリット
- 返戻率が低い(最近は100〜106%程度が多い)
- 途中解約すると元本割れリスクがある
- 長期で見るとインフレに負ける可能性がある
NISAのメリット・デメリット
NISAは、少額から投資できる国の非課税制度です。2024年から「新NISA」として制度が大幅に拡充され、より使いやすくなりました。
メリット
- 運用益が非課税(通常は約20%の税金がかかるところをゼロに)
- 長期・積立・分散で、歴史的に見てプラスになりやすい
- いつでも引き出せる(流動性が高い)
- 年間最大360万円まで非課税枠がある
デメリット
- 元本保証がない(市場の状況によっては減ることもある)
- 自己管理が必要で、放置するより定期的な確認が望ましい
- 基本的な投資の知識が多少必要
CheパパがNISAを選んだ2つの理由
Cheパパが学資保険を契約したのは、息子が生まれてすぐのころ。当時は「子どもが生まれたら学資保険」が当たり前だと思っていたし、それを疑うことすらありませんでした。
でも、ある時期から真剣に家計と将来を見直すようになって、改めて数字を確認したんです。そこで気づいたのが、返戻率105%って、10年で5%しか増えないってこと。年率換算にすると0.5%以下です。
対して、S&P500に連動するインデックスファンドは、過去20〜30年の平均で年率6〜7%程度の成長実績があります(もちろん将来の保証ではありません)。長期で積み立てることを前提にするなら、この差は無視できないと感じました。
もう一つの理由は、「いつでも引き出せること」です。学資保険は途中解約すると元本割れします。でもNISAは必要なときにいつでも引き出せます。
シングルパパとして、万が一のとき——仕事が変わる、急な出費が重なる、子どもの体調が続く——そういうときにも柔軟に対応できる手元の自由度は、精神的な余裕に直結します。「縛られていない安心感」がNISAにはあります。
月1万円から始める、NISAで教育費を積み立てる具体的なSTEP
STEP1:親自身の新NISAの「つみたて投資枠」を使う
ジュニアNISAは2023年末で新規買付が終了しました。今から始めるなら、親自身の新NISAの「つみたて投資枠」を活用するのが現実的です。
「教育費専用」と意識を区切ることがコツ。SBI証券や楽天証券では、保有ファンドに用途メモをつけることができるので、「これは教育費分」と決めておくと管理しやすくなります。
STEP2:投資信託を1〜2本に絞る
迷ったら、まず以下の1〜2本に絞るのがシンプルです。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):世界中の株式に幅広く分散投資
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):米国主要500社に集中投資
「全世界か米国か」は投資界隈で定番の議論ですが、正直どちらを選んでも大きな差はありません。「どちらかを決めて積み立て続ける」方が、迷い続けるより断然大事です。
STEP3:月1万円でも「続けること」を最優先にする
月1万円 × 12ヶ月 × 9年間 = 元本108万円。これを仮に年率5%で運用できた場合、概算で130〜140万円程度になる可能性があります(あくまでシミュレーション上の試算値で、実際の運用結果を保証するものではありません)。
月3万円・5万円と増やせれば効果は大きくなります。でも「無理のない金額で続けること」が何より重要。Cheパパも最初は月1万円からのスタートでした。家計に余裕が生まれてから少しずつ増やしていく、それで十分です。
「学資保険が悪い」とは言わない——シングルパパとして正直に思うこと
ここまでNISAをおすすめしてきましたが、学資保険にも意味はあります。はっきり言っておきたいんです。
特に「自分が亡くなったとき、確実に子どもにお金が残る」という安心感は、シングルパパにとってリアルな問題です。生命保険の保障が手薄な方にとって、学資保険の払込免除特約は「死亡保障としての機能」を持ちます。
「生命保険+NISA」の組み合わせにしている方も多く、これは合理的な選択です。学資保険がすでにある方は、解約する前に必ず現在の解約返戻金・残り期間・払込免除特約の有無を確認してください。状況によってはそのまま続けた方がよいケースもあります。
まとめ:教育費は「今の自分でできる金額」で動き出すことが大事
- 教育費の目安は大学まで1,000万円。小4の今からでも積み立てを始める価値は十分ある
- 学資保険は安心感あり、ただし返戻率は低め(年利0.5%以下が多い)
- NISAは元本保証がない代わりに、長期では成長期待が高く流動性もある
- シングルパパ目線では「いつでも引き出せる自由度」がNISAの大きな魅力
- まずは月1万円からでも積み立てを始めることが最優先
繰り返しになりますが、投資には元本割れのリスクがあります。この記事はあくまで参考情報です。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。不安な方は、ファイナンシャルプランナー(FP)などの専門家に相談することも選択肢の一つです。
ワンオペシングルパパの自分ですら動き出せた。だからこそ、「時間もお金も余裕がない」と感じている方にこそ、「小さく始める」ことを伝えたい。完璧な準備を待つより、今できる一歩の方がずっと価値があります。

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