夜21時。洗い物を終えてリビングの照明を落とすと、小4の息子はすでに布団に入っていました。
「パパ、まだ起きてるの?」
「うん、ちょっとだけね」
そう答えながら時計を見ると、21時15分。息子が眠りに落ちるまでのわずかな時間だけが、1日のうちで唯一「自分のために使える時間」でした。
シングルファザーとして働きながら子育てをしていると、夜の時間は家事と育児にほとんど吸い取られてしまいます。夕食の片付け、洗濯物の取り込み、翌日の準備、宿題の確認。気づけば22時を過ぎ、資産形成の勉強も、仕事の遅れた作業も、自分の休息も後回しになります。そんな毎日を何年も続けていました。
夜の時間が消えていく本当の理由

夜に時間がなくなる最大の原因は、家事という「作業」そのものに時間を取られていることです。掃除・洗濯・料理という3つの家事は、やり方を変えなければ毎日30分から1時間ずつ確実に夜の時間を奪います。私自身、ロボット掃除機・ドラム式洗濯乾燥機・自動調理鍋を導入する前は、夕食後の1時間近くを家事だけで使っていました。ここを仕組みで解決しない限り、夜の自由時間は永遠に生まれません。
夜90分を確保した3つのステップ
結論から言うと、私が実践しているのは「家事を家電に渡す」「就寝前ルーティンを固定する」「確保した時間を15分単位で配分する」という3つのステップです。特別な才能や気合いは必要なく、PM(プロジェクトマネージャー)として仕事で使っている仕組み化の考え方を、そのまま家庭に持ち込んだだけです。
ステップ1 家事を家電に渡して「作業」をゼロにする
掃除はロボット掃除機、洗濯はドラム式洗濯乾燥機、料理は自動調理鍋に任せています。3つの家電を導入してから、掃除機をかける時間、洗濯物を干す時間、鍋の前に立って火加減を見る時間がまるごとなくなりました。夜にやることは、洗い物と片付けの5分程度だけです。家事を「自分でやる作業」から「家電に渡す仕組み」に変えたことが、夜の時間を取り戻す一番のきっかけになりました。
ステップ2 就寝前ルーティンを固定化して時間を区切る
お風呂、宿題の確認、明日の準備、寝る前の会話という順番を、毎晩同じ流れに固定しています。順番が決まっていると「次に何をするか」を考える時間そのものが消え、21時には確実に就寝までたどり着けるようになりました。
「今日も21時だね」「うん、いつもの時間」。息子とそんな会話を交わしながら布団に入る日が増えました。決まった時間に1日を終えられる安心感は、息子だけでなく私自身の夜にも余白を生んでいます。
ステップ3 確保した時間を用途別に15分単位で配分する
空いた90分は、何となく過ごすとスマホでニュースを見ているうちに終わってしまいます。そこで投資の勉強に15分、仕事の遅れた作業に30分、読書や自分の時間に30分というように、あらかじめ用途を決めて時間割にしています。NISAの運用状況を確認するのもこの時間で、無理なく資産形成の習慣を続けられています。
家電に任せてから変わった夜の景色

3つの家電を導入する前と後で、夜の過ごし方はまったく別物になりました。導入前は夕食後の1時間がほぼ家事で消えていましたが、今はその時間がまるごと自分と息子のための時間に変わっています。自動調理鍋では無水カレーや鶏肉と大根のみぞれ煮などを作り置きしており、夕食の支度そのものにかける時間もほぼゼロになりました。
「パパ最近、夜も一緒に工作できるね」「うん、家事が早く終わるようになったからね」。そう言われたとき、家電に投資したことは間違っていなかったと実感しました。息子との時間が増えたことは、家電にかけた費用以上の価値だったと感じています。
ちなみに掃除は、ECOVACS DEEBOT X5 OMNIというロボット掃除機に任せています。スケジュール運転を設定できるため、掃除機をかけるという作業自体を1日のタスクから外すことができました。最終的な機種選びは、間取りやご家庭の状況に合わせて検討してみてください。
まとめ
- 家事を家電に渡すことで、夜の「作業」時間そのものを減らせる
- 就寝前ルーティンを固定化すると、時間の区切りがつきやすくなる
- 確保した時間は15分単位で用途を決めておくと、無駄なく使い切れる
- 家電への投資は、時間だけでなく親子で過ごす時間も生み出してくれる
次のアクション
夜の時間を確保する第一歩は、まず自分の家事のどこに時間がかかっているかを洗い出すことです。家電の力を借りる部分と、ルーティンで区切る部分を分けて考えると、無理なく仕組み化を進められます。投資や資産形成に時間を使いたい方は、まず生活防衛資金の確認やNISAの積立設定から始めてみることをおすすめします。※投資に関する最終判断は、必ずご自身の責任で行ってください。


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